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Story Seller (新潮文庫)

7人の作家さんによる短編集。
有川さんが参加しているので、図書館で借りてその1話だけ読んだのだけど、やっぱり手元に置いておきたくて購入。
他の作家さんのお話も読みたかったし、来月発売の文庫版2巻に続編を書いてる作家さんもいるらしいので、それも後押し。
今まで読んだ有川さんの物語は、どきどきわくわくはらはら→読後（*´∀｀）な感じのものばかりだったけど、この本に収録されているのはそういったものではなくてびっくりした。ラブコメ要素もあるし、現代ファンタジーな設定も有川テイストなんだけど、この話で描かれている愛情が少し狂気じみていて（そうならざるを得ない理由・環境が主人公たちにはあるのだけど）、有川節を期待して読んだら、ええぇ〜っ！･･･っていう。いい意味で。こんな狂おしい愛情の物語を読めて良かったと思う。やっぱ有川さんの描く話、好きだな。
他の作家さんの話も楽しみ。