- 作者: ランス・アームストロング,安次嶺佳子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/08/25
- メディア: 単行本
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原題の「自転車についての話じゃない」ってのは、読んでみると納得。ロードレースの話ももちろんあるんだけど、癌と戦う事で何を得たか、何が変わって何が変わらなかったのか、という方が主体。
末期な癌にも関わらず、自ら癌についての知識を得て、絶対に癌に打ち勝つんだという姿勢が凄いと思った。自分だったら、できるだけ楽に死なせてくれと思うだろう。
癌になった事で、恐怖と向き合い、視野を広げ、思慮深い(やんちゃといえばやんちゃなままだけどw)人間になっていく過程も興味深い。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/11/28
- メディア: 文庫
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殺されたのが喋るカカシだったり、殺人を容認された人間がいたり、変な話だった。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/05/17
- メディア: 文庫
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主人公達の胸中が小説の中で明かされない分、タイトルになっている白夜を絡めてそれぞれが別のシーンで漏らすセリフが強烈に刻み込まれた。
どこかで引き返すタイミングはなかったのか、この後雪穂はどういった道を歩んでいくのか。しかし重い。
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/03/10
- メディア: 文庫
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もうちょっと肩の力を抜いて生きてってもいいのかなと思える。