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何かの残骸

メモです。

最終巻。ラノベ的に結構面白かった。
良くも悪くも、全体的に地味でこじんまりした感じ。
6巻で終わるシリーズものとしては、もうちょっとユキの話に焦点を当てたてまとめた方がよかったと思う。登場人物が無駄に増えすぎな感じも・・・どのキャラも好感は持てるだけに、目線が散開してしまって残念。
ストーリーの大筋を読者に意識させつつ、広げていけるようになって欲しい。

紋章の騎士―翼を継ぐ者〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)

紋章の騎士―翼を継ぐ者〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)

ファンタジーものの2冊目。
これも何巻で終わらせるのかは決まってるんだろうか。いかんせん展開が速い。もうちょっと一つ一つのエピソードを丁寧に描いて欲しいと思うんだけど、どうなんだろう。面白いだけに、惜しいと感じてしまう。
リディアが改めて自分が背負うべきものを自覚し、自分の道を自分で模索する決意をする巻。ジョナスとのやりとりはちょっとうるっときてしまった。リディアの騎士も二人目が決定。残りの一人は誰なんだろうなあ。面白そうだからマティアスあたりになって欲しいんだけれどもw

告白

告白

映画は見てないけど、教師の語り口が全て松たか子で再生されてしまった。
1つの事件が被害者、関係者、加害者の目線で語りつなげられていく。
読者をも突き放した感じがする。

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しかし、アマゾンのレビューの賛否両論っぷりが凄いな・・・
私は常に被害者である先生の目線で読み、最後はやり遂げた達成感と虚しさを感じた。ここで達成感なんて感じるのも性根がひん曲がってるんだろうかしら。手元に置いておきたいまではいかなかったけど、人間ミステリーとして楽しめた。

ウインクで乾杯 (ノン・ポシェット)

ウインクで乾杯 (ノン・ポシェット)

軽く読めるミステリー。特に大きく印象に残るのもがなく・・・