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何かの残骸

メモです。

ele-king presents THE DODOS Japan Tour 2013@O-Nest 2013.10.25.

CDのジャケットがダサい事でも有名なDodosがついに初来日! 言っちゃ何だけど、こんな日本ではドマイナーな部類に入るであろうバンドを、単独でしかもツアーで呼んでくれるなんてele-kingさん漢だわ。私はDodosの音楽と出会ってから5年、もう来日はないかなと諦めかかってたよ。日本で一番話題になったと思われるのが、2008年のSXSWで、それ以降はあまり、だったので。呼ぶならSmashかとも思ってたし。ele-kingさんありがとうございます。イベンターに感謝しまくる月間。感謝しすぎてJ-HIPHOPで曲が作れそうな勢い。
ライブはめっっっっちゃくちゃ良かった。許されるなら初日も行きたかったよ・・・。CD聴いてても感じてた力強さが、ライブだと予想以上により顕著にダイレクトに伝わってきて、めちゃくちゃロックンロールなライブバンドだと改めて感じた。1曲目が始まった瞬間に、ガツンとくる音にやられて、オーディエンスの歓声からもやっとライブで聴けたっていう思いが溢れ出てた。今のところミーハーなファンがつくようなバンドではないせいか、会場の空気も熱くて濃い空間だったなー。
彼らの曲は、メロディーラインには繊細さも感じるんだけど、リズム隊がどーんと力強くて、すべての音がひとつひとつしっかり際立ってて、なのにしっかり溶け込んでる。ギターの音も1音1音が際立ってるんだよなあ。何て言うか、境目がぼやけた虹ではなくて、はっきりと区切られてる虹みたいな・・・
本編の締めのFoolsは、一番待ってた感があって凄い盛り上がってた。多分、このライブに来た人の殆どが、FoolsでDodosに出会って、ライブで聴ける日を待ってたんじゃないかな。アンコールはスタッフの動きを見るに1回だけの予定だったぽいけど、最終日なのと盛り上がってたのとなせいか、2回目やってくれて満足! さすがに3回目はなかったけど。

それにしても、あの曲間の小芝居は一体何だったのかw うろ覚えだけどこんな感じ。
ローガン「ドウデスカ?」
サポメン「うーん・・・ちょっと肩がイタイデス」
ローガン「ダイジョブデスか?」
サポメン「揉んでクダサイ」
ローガン(苦笑い)
サポメン「サワッテクダサイ」
ローガン「えっ」
サポメン「・・・サワッテ?」
ローガン「イヤです!」
メリック「・・・もうヤメテ!w」
ローガン「そういうの(ゲイ)じゃナイデス!」
みたいな。なにこの腐女子需要w 教えたの誰だよw
ともあれ、再来日を強く望みます。できればフェス来日でファンを増やして欲しい。
あと、悔やまれるのが、仕事抜けられなくて前座のROTH BART BARONが3曲くらいしか聴けなかった事。知らないバンドだったから、会場に着くまでは、前座あってラッキー、Dodosには間に合いそう、とか思ってたんだけど。会場に入ってみたら、結構好みな音が鳴っててさ。情緒的なギターの音が印象的。ラッパ隊もいて面白い編成。MCで言ってたけど、Dodosとこのバンドがライブやったら面白いよね、って話もあって、今回のブッキングになったらしい。客寄せとか大人の事情とかじゃなくて、ちゃんと音楽性で組み合わせてる、こういうブッキングいいよな。