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何かの残骸

メモです。

言ノ葉は呪縛する―破妖の剣外伝 (コバルト文庫)

言ノ葉は呪縛する―破妖の剣外伝 (コバルト文庫)

本編続投のためのリハビリ作。イラストレーターさんに罪はないけど、あもいさんのイラストが好きで読み始めたので激しい違和感。
新クロサギ 3 (ビッグコミックス)

新クロサギ 3 (ビッグコミックス)

今回は難しい。前巻から新キャラも出てきてまだまだ続きそう。新キャラは司法側の人間だけど、感情論が一切通じない冷血漢なタイプ。何でも自己責任な風潮の象徴的な存在なんでしょーか。
レインツリーの国 (新潮文庫)

レインツリーの国 (新潮文庫)

文庫化で購入。図書館をまだ全部読みきっていないが・・・まあいいや。

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一気に読んでしまった。もったいない・・・
この人の小説はテンポ良くて読みやすい。テンポはいいけど、大切な事は流れないでちゃんと引っかかる。
ヒロインの女の子は聴覚に障害があるという設定はあるものの、その障害は他のものにも置き換えられるのですっと共感できる。誰でも何かを抱えて生きているし、その何かがこの小説ではヒロインの聴覚障害だったってだけで。障害を盾にすれば相手を傷つける権利がある、のくだりはぐさっときた。
どの登場人物も物語上でちゃんと生きているのがいいな。今回は特にナナコ。
まさしく今悩んでる事が描かれていたので、タイミング的にも今読めて良かった。