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何かの残骸

メモです。

アンハッピードッグズ

アンハッピードッグズ

ミステリーじゃなくて恋愛小説。2組のカップルが出てくるのだが、誰にもちっとも共感とかできねえ・・・共感はできないけどそういう考え方とか生き方もあるよねとかも思えねえ・・・
これが大人の恋愛ってやつなんか。
正直、近藤さんは同性同士の友情とも愛情ともまた違う間際なやつの方がいいと思う。あれみたいに。でもあれはそういう目線で読んじゃダメだよね。

青葉の頃は終わった (カッパ・ノベルス)

青葉の頃は終わった (カッパ・ノベルス)

なんだこのイライラする仲間たちは・・・青春時代からリアルな現実へ、な時間の流れがある物語。
私は小説を読むときは、いくら現実的な設定だとしてもそこに物語を求めて読んでいる(そりゃノンフィクションじゃないし当たり前か)。しかし近藤さんの小説は物語を読んでいるつもりが現実を読まされているようなそういう感じがする。だからイライラするんだ、と結論付けておく。

演じられた白い夜

演じられた白い夜

演劇の練習合宿中に台本通りに人が殺されていく、という燃えるシチュエーションで、ミステリーとしては面白いのだけど、どうも犯人の動機やらに動かされるものがない。近藤さんにはやられた!と思うけど、犯人にはやられた!と思えない。同じようで違う。

怪笑小説 (集英社文庫)

怪笑小説 (集英社文庫)

世にも奇妙的なお笑い編ちっくな短編集。
でもあるじーさんはちょっときたな。人間の悲喜劇がぎゅっと詰まっている感じ。

美しき凶器 (光文社文庫)

美しき凶器 (光文社文庫)

せつない・・・結局最後までタランチュラの名前も明かされないままなのもまた。
あと小夜子かわいいよ小夜子。

流れよわが涙、と警官は言った (ハヤカワ文庫SF)

流れよわが涙、と警官は言った (ハヤカワ文庫SF)

SFは苦手意識があって避けていたのだが、なんだか読書週間なので手を出してみた。
SFの部分は置いといて、主人公に関わる女性たちの生き方とかせつなかったり多種多様で面白かった。SFは置いといて。やっぱ私SFダメか・・・
しかしタイトルだけはティルトかアビスかのサブタイトルで使われていたのを見て知っていたけど、これいい邦題だよなあ。
ハリウッドで映画化されるって本気?